インタビュー ｜平塚市宝町の歯医者・歯科｜さくら歯科クリニック

お子さまの目線で考えたら、いきなり治療するなんてできません

お子さまの歯を治療するときはまず会話から始め、私のことを信じてもらってから取りかかります。いきなり治療台の背もたれを倒して歯を削り始めることはありません。

お子さまの視点で考えれば、治療台に寝かされて知らない機械で治療されるのは、特撮番組の悪者が出て来て改造人間にされてしまうような恐怖ではないでしょうか。当院では、どんな治療をするのか説明し、器具を見せたりしながら少しずつ慣れてもらう、「Tell-Show-Do」を心がけています。

遊び場や漫画本が用意されており、お子さま連れで通いやすい環境です

当院は子育て中の親御さまでも通院しやすいよう、遊んでいられるキッズルームもありますので、ぜひお子さまと一緒にお越しください。

また、待合室は漫画がたくさん置いてあり、まるで漫画喫茶のようになっています。ウォーターサーバーもあるので、診察やお会計を待つ間にくつろいでいただけたらと思います。

クリーニングに何度も来てもらうことなく、1回でしっかりと

当院のクリーニングは、1回およそ1時間かけてしっかりと歯石取りをするのが特徴です。何回かに分けてクリーニングをするわけではないので、何度も来ていただく必要はありません。歯石のつき具合にもよりますが、レントゲン撮影の必要がなければ、費用も2,000円ちょっととお手頃価格です。

1時間あるので、クリーニングを担当する歯科衛生士のほうでも、流れ作業のようにならず一人ひとりの患者さまに集中して接することができます。歯石取りのほか、お口の状態についても詳しくご説明します。

患者さまと信頼関係を築いてお互いに納得し、より良い治療を

どんな治療をする場合でも、いつも心がけているのはなるべく患者さまに親身になって、丁寧な治療をすることです。患者さまは「治療してもらおう」と思って来院されることと思いますが、私の胸にあるのも「治療してあげる」ではなく「治療させていただく」という思いです。

お気軽に相談に来ていただき、信頼関係を築いた上で納得して、より良い治療をしていけたらと思います。

かつて勤務した歯科医院で、多彩な先輩から教えを受けてきました

私は患者さまのお悩みに幅広く対処できるようになりたいと思い、分野を絞らずに勉強に励んできました。大学を出てすぐに勤務した歯科医院は規模が大きなところでさまざまな得意分野を持つ先輩がいたので、それぞれの先輩から歯科口腔外科や小児歯科、矯正などについて教えを受けていました。生活のほとんどを歯科治療や学びに充ててきたと自負しております。

また、良い治療をするためには、その前の診断こそが大切です。きちんとした診断をするため、お口を見せていただいたり患者さまにお話を伺ったりして、何が原因かを見定めることに力を入れています。

スタッフの採用基準は、コミュニケーション意欲です

私はスタッフにも、患者さまのお話をよく伺い、何を望んでいらっしゃるのか汲み取って対応するようにと指示しています。例えば、患者さまが1箇所だけの治療をご希望でしたら、勝手に別の箇所まで治療することはありません。

また、そもそも患者さまに相談しやすいと感じていただくためには、スタッフ側の雰囲気は大切ではないでしょうか。そのため、当院では明るくコミュニケーション意欲があることをスタッフの採用基準にしています。これからも、患者さまに喜んでいただける医院作りをしていきたいと思います。

地域の方が喜んで来てくださることが、私の励みにつながります

今後は当院が、地域の方に親しんでいただき足を運びやすい場所になっていくことが私の喜びです。

特に嬉しかったエピソードは、95歳くらいのご婦人がいらっしゃって「どこも悪くないけど先生の顔を見に来ているのよ」とおっしゃったことです。おしゃべりしてお帰りいただくだけなので、もちろんお代はちょうだいしていません。「歩くのも健康にいいから、また顔を見せに来てね」とお伝えしています。

地域の皆さまが「ここへ来て良かった」と思ってくれるような歯科医院にしていきたいと思います。